5 月の Workspace の機能アップデート: コラボレーションとリサーチを強化する新しい AI 機能と NotebookLM マインドマップ

The Google Workspace Team
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SIGN UP※この投稿は米国時間 2025 年 5 月 29 日に、Google Workspace blog に投稿されたものの抄訳です。
最新情報をすばやく把握し、より深い分析情報を入手して、会議で活躍しましょう。
「Workspace のアップデート」へようこそ。Google では、お客様が仕事に取り組む方法を重要視しています。そこでこのシリーズでは、Google Workspace をより便利に活用できるように設計された最新のイノベーションを紹介します。今回は、AI を活用した新機能をご紹介します。これらの機能により、簡単に情報を取得し、情報から理解を深め、さらにはバーチャル会議で自分を最高に演出できるようになります。
以下がその新機能になります。
AI による要約: Gmail、Google Chat、Google ドキュメントでコンテンツと会話の要約を即座に確認して、仕事の状況を常に把握できます。
NotebookLM: Google ドキュメント、Google スライド、ウェブサイトなどのソース間のつながりを視覚的に探索し、リサーチを拡大するための新しいリソースを発見できます。
Google Meet: ノートパソコンでも会議室でも、ハイブリッド会議で最高の映像と音声で自分を演出できます。
Google Chat、Google ドキュメント、Gmail: アプリ内のコンテンツと会話の要約を提供することで、仕事の状況を常に把握できます。
Gmail では、モバイル版の新しい Gemini の概要カードを活用してメールをよりすばやく確認できるようになりました。これらのカードは、長いメールスレッドなど、要約が役立つ場合にメールの上部に表示されます。そのため、詳細を調べなくてもすばやく全体像を把握できます。Gemini はメールスレッドからすべての要点を要約し、返信があるたびに要点を更新します。


モバイル版 Gmail の概要カードで、メールの内容を常に把握できます。
仕事で絶え間なく流れてくる情報に対応し続けるのは非常に大変なことです。それを受けて、Google Workspace アプリケーション全体でよりインテリジェントな要約機能を導入し、重要な情報を収集して業務の進捗を把握できるようにしました。たとえば、Chat のホームビューにある Gemini による要約が新たに複数の言語に対応し、すべての会話の最新情報を 1 か所で確認できるようになりました。これにより、時間を有効活用して優先度の高いタスクに集中できます。


Chat のホームビューの要約 - 英語、スペイン語、その他の 6 か国語で利用できます。
また、Google Chat では共有された Workspace ファイルの内容をすばやく把握できるようになりました。たとえば、同僚が混みあっている Chat スペースで長いドキュメントやプレゼンテーションを共有したとします。貴重な時間を費やしてファイルの全文を読む必要はありません。Chat を離れることなく、要点を簡潔かつ正確にまとめた要約から重要なポイントを把握し、詳細を確認するかを判断できるようになりました。会議の前に資料をすばやく確認する場合や、複数の議論の内容を把握したい場合に特に便利です。


現在の会話から離れることなく、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライドを要約できます。
Gemini を活用した Google ドキュメントの新しい要約構成要素では、ドキュメント内の最新情報を新たな方法ですばやく把握できます。Gemini がリサーチ レポート、リリース計画、営業提案資料などのドキュメントの簡潔な要約を即座に生成し、その要約をドキュメントの冒頭に簡単に挿入できます。さらに、コンテンツを編集するたびに要約を更新するだけで最新の状態に保てます。
NotebookLM: Google ドキュメント、Google スライド、ウェブサイトなどのソース間のつながりを視覚的に探索し、リサーチを拡大するための新しいリソースを発見できます。
NotebookLM は進化を続けています。保有している情報だけでなく、その情報の出所や情報源同士の関係を理解するための新機能が追加されました。インタラクティブなマインドマップを生成して概要をすばやく把握し、ソース資料の全体像と主要テーマを迅速に理解できます。また、新しいトピックの入口が明確になり、深く掘り下げていく前に主要概念を理解することが容易になります。インタラクティブなマインドマップは、点と点をつなぎ、さまざまなアイデアが互いにどのように関連しているかを視覚的に把握できるため、一見して気づきにくいつながりや関連性を確認するのに効果的です。また、考えを整理して情報を構造化し、理解や記憶を向上させるうえでも役立ちます。


マインドマップを生成して活用することで、ソースの概要を視覚的に把握します。
また、新しいソース検索機能を使用して、関心のあるトピックに関連するリソースをウェブ上から見つけることもできます。その後、このソースをノートブックに簡単に追加でき、調査範囲を広げてより包括的なノートブックを作成できます。これにより、NotebookLM 内で質の高い背景情報や研究論文を見つけ、情報をより効果的に収集して時間と労力を節約できます。


ノートブックを補強する追加のソースを検索して追加できます。
また、NotebookLM には新しい出力言語セレクタがあり、NotebookLM 内で生成テキストの出力言語を選択できます。つまり、学習ガイド、概要資料ドキュメント、チャットの応答をさまざまな言語で生成できるため、これまで以上に簡単に作業の理解と共有ができるようになります。
Google Meet: ノートパソコンでも会議室でも、ハイブリッド会議で最高の映像と音声で自分を演出できます。
昨今のハイブリッドな業務環境では、会議でのアピールはなかなか難しいでしょう。そこで、ノートパソコンから参加する場合でも会議室から参加する場合でも、常に最高の状態で会議に参加できるように、AI を活用した新しい機能を Google Meet に導入しました。
ハイブリッド会議の利便性を向上させるために、新しいダイナミック レイアウトでは、参加者個々の顔に焦点を当てた小さい「縦向きタイル」と全員が映る大きな「会議室タイル」を使用して参加者をより効率的に表示します。ダイナミック タイルを使用すると、Google Meet ハードウェアを使用して会議室にいる最大 3 人の参加者に個別の動画タイルが作成され、AI によって発言中の参加者が自動的にハイライト表示されます。さらに、フェイスマッチにより、会議室内の参加者はコンパニオン モードで自分の名前をダイナミック タイルに関連付けることができ、会議の参加者全員が明確に識別できるようになります。

また、Business プランと Enterprise プランのお客様向けに、ノートパソコンから参加する際に最適な高度なスタジオ エフェクトを全面的に導入しました。スタジオビデオでは、カメラの動画フィードにリアルタイムで生成 AI を適用することで、動画の品質が向上し、シャープネスを高めてピントを合わせます。スタジオライトはスタジオ品質の照明を再現し、位置、色、強度を調整して最適な照明を実現します。音質の低下を防ぐために、スタジオ サウンドは欠落している周波数や歪んだ周波数を再作成してバランスを取ることで、音声を鮮明かつクリアにします。これらの機能により、自分を最高に演出し、自信を持って会議に参加できます。


スタジオライトで動画フィードを調整し、好みの明るさに調整できます。
これらはほんの一例にすぎません。Google Workspace はよりスマートで効果的な働き方を実現するために進化を続けています。Google は、お気に入りのツールに AI を活用した便利なイノベーションを導入し、お客様が最も重要な作業に集中できるように取り組んでいます。今後も業務の効率化に役立つ Google Workspace チームからの最新情報をお見逃しなく。
-Google Workspace チーム